「トップウォータージャンキー」のルアーは、いろいろな意味で、とにかく硬い。
今回紹介するのは『ファットボーイ』。
この質感…
圧倒的に硬い。
「硬いデブ」ということか。
確かに、地味にエッジを立てたスタイリングは、筋肉質でもある。
そして、ぴっかぴか。
相変わらず、輝きは玉のようだ。
しかし『ファットボーイ』は、
硬派な「トップウォータージャンキー」の中にあって、
ストレスなく、よく動く。
バシャバシャもできるし、
ヌメヌメもできる。
水面直下をグリグリすることもできる。
それも、意図した通りに。
お腹のブレードは、
無い方がずっと硬派 スタイリッシュなのだが、
上記のアクションを生むためには、どうやら欠かせないようである。
ずいぶんとチャラくなったものだ。
ウエイト/34.0g
定価が、現在では10,000円位するようだが、当時は5,800円とかだった。
良心的を通り越して、ビルダーの内藤氏も厳しかったんじゃないかなぁ。
ブランク素材には土佐桧や青森ヒバが用いられているらしいが、この個体は古いモデルなので土佐桧の可能性が高い。
残念なのが、カラー。
こういう「研ぎ出し」はその後リリースされていないようなので、実験的な意味合いがあったのかもしれない。
いずれにせよ、汚い。
ちなみに、研ぎ出しカラーは、
選んだわけではなく、
これ一つしかなかったので、、購入。
だから、カラーについて、特に思い入れはない。
しいて言うならば、傷が目立たなくていい。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「レスラー体型」度■■■■■