2000年頃、ショップや雑誌のルアーコンテスト“荒らし”として幅をきかせていた小川英史氏。
（ぼくにはそんなイメージがある…）
とにかく、その完成度とオリジナリティは、飛び抜けていた。
知り合いなんかは、“スタメンに出会ってルアー製作を断念した”くらい。
間もなくして、満を持してのデビュー。
同時に、『スタメン』は超入手困難なルアーとなった。
（現在でも？稀に製作・リリースされているようである。）
このルアーを指して、「動かない」と評する人がいる。
その度に、ぼくは、ちょっとイラっとする。笑
これまで、ショップ関係者2名、トップウォーターフリーク2名、の計4名から、直接、「動かないよ」とか「動きが悪い」と 言われた。
多分、皆、使ったことがないのだろう。
カション、カション、コポッ、コポッ、、、と、軽快に動く。
まぁ、よく釣れるルアーではないかもしれないけれど…笑
特筆すべきは、その価格だ。
もともと大体10,000円（！）。
その後、更に、数千円値上がりしている。
恐ろしく手間を掛け、丁寧に作り込んだルアーなのだから、仕方がない。。
※コンクリート護岸にぶつけて、上唇が欠けてしまった…⤵︎
細部で、“ビルダーの執念”をこれほどまで如実に物語るルアーも、珍しいだろう。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■■
「怨念すら感じる」度■■■□□
