「オタマジャクシ」といえば、
レーベルに、「タドフライ」というルアーがあった。
マットな蛍光色で、
変な臭いがして、
ものすご〜く小さくて、
おどけた表情がかわいくて、、
それはそれは大事にしていた。
そんなある日、
「タドフライ」を
〈某有名プロが“お守り”にしている〉
という情報が入ってきたのだ。
それからというもの、
ぼくは、
「タドフライ」を持っていることが恥ずかしくてたまらなくなり…
結局、友人に譲ってしまった。
あんなに好きだった「タドフライ」を自ら手放してしまったのだ。
ところが、ぼくにとって、「タドフライ」の存在はあまりにも大きかった。
失って初めて気づく、大切なもの。
何年経っても心の隙間は埋まらないまま。。
そんなぼくを見かねて、先輩がプレゼントしてくれたのが、この『スライマー』だったのだ。
(本当は、先輩のボックスに入っていたのを見つけて、おねだりした。)
なんと!真正面を向いているではないか!
かわいい。。
そして、釣れる。
小バスだったら、いくらでも釣れる。
(三浦修,『Basser』1997年3月号,つり人社)
ところがこれ、、(後で知った)
ケンちゃんとこのルアーだったのだ…⤵︎
ケンクラフト(ケン・インターナショナル)の“ピーウィー”というシリーズ。
もう、その魅力はゼロを通り越して、マイナス。。
なんで真正面を向いてるんだよ…
気もち悪い。。
で、大好き。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「Lovers Again」度■■■■□