ボーマー(ボマー)の古いルアーは人気がある。
(と言っても、MAX、数千円だろうが…)
ルアー然としていて、表情のある見た目、
加えて実戦的であること、
がその要因と考えられる。
そんな人気者集団の中にあって、
異彩を放っているのがこれだ。
『ボーマースティック』
おそらく’60年代からあるルアーなのだが、、
不人気なので(ぼくは好き)、安い。
状態のいいものでも、1,000円前後で買える。
なぜなら、
ルアーというより、ただの棒だから。
写真の個体は、より棒っぽい、’80年代前半のもの。
ダイブも首振りもまあまあこなすのに、
見た目が棒なもんだから、
ユーザー受けは極めて悪かった(…と思う)。
それでも、
ボディラインを変えながら、
’80年代の終わりまで粘った。
さらに、
’90年代には一度復刻もしているのだから、
ボーマーにとっては余程の“Monumental Work”なのだろう。
そういえば、ボーマーには、アクションそのものが棒っぽい「ウォータードッグ」というルアーもあった。
(テキサス辺りでは、こういう“硬い”アクションが効くのかもしれない。)
ちなみに、、
“サイズ感が普通”なので、
同じく、棒状で、外部ウエイトを纏ったルアーでも、
「トゥースピック」の方がずっとよく釣れた。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「棒マー」度■■■□□