「ZEAL」が設立されたのは1981年のことなので、その頃のぼくの宝物は、ルアーではなく、トミカだったに違いない。
それから7〜8年経つと、自分の意思で釣具店に出入りするようになるのだけれど、
まだ、第二次バス釣りブーム前だったので、ズイールやハトスペなんかがたくさん並んでいた。
その後、ちょこちょこと買ったり、もらったりしていたズイールのルアーであっても、
（よく釣れるなぁ。。）
と思ったのは、「アライくん」が初めてだった。
何しろ、ズイールのルアーは、子どもにはちょっと動かすのが難しかった。
今なら何となく分かる“格好よさ”も、当時は全く感じとることができなかった。
それに、雑誌に度々登場していた柏木重孝氏の文体が、個性的すぎて、好きになれなかったのだ。
（氏は本当に“天才”だ、とは思うけど、、）
さて、そんなぼくが持っているズイールのルアーで、多分いちばん古いものがこれ。
「チマチマテラー」
“テロ”なんてルアー名、今だったら絶対に採用されないだろう…汗
手に入れたのは’80年代末期だったと思うのだけれど、
当時のぼくのタックルでは、動かす以前に、投げることすら困難極まりなかった。
少し使って、あとはずっとしまっていたのだが、、、
今ならものすごく釣れそうだ。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「中森明菜『北ウイング』」度■■■□□
