CRIMSON WORLDWIDE/Death Trap POP

タフミガウラ

 

だとか

 

デスミガウラ

 

などと呼ばれるようになって久しいが、

 

場所によっては、まあ釣れ続けてきたのも事実。

 

 

そして、デスってても、タフってても、時季的な“パーティー”は健在。

 

 

 

クリムゾン『デストラップポップ』

 

「Deth」表記も散見される。あえてのスラングなのか、ただの誤字か?

 

 

 

一昨年、知人から、

 

「タナゴが湧いた。平べったいルアーを持ってすぐ来い。平べったければなんでもいい」

 

と。

 

 

パーティーである。

 

 

“なんでもいい”とはいえ、それなりにバス釣りをやってきたので、“なんでもよくはない”ことくらいは分かる。

 

 

有効であろうルアーを数種持ち込み、いい釣りをすることができた。

 

なんか…いろいろと…センスがヤンキーとか暴走族っぽい。

 

 

 

で、その釣行に際して、

 

「これ、めちゃくちゃ平べったいよなぁ」と思い購入したのが、

 

今回上げた『デストラップポップ』。

 

 

何しろ、大手量販店のワゴンセールで、大体1,000円だったもので。

 

 

あっ、「平べったい」と思っただけで、決して釣れると思って買ってはいないですからね。。はい。

 

ウエイト/33.5g

ボディ長/110mm

価格/2,750円

発売年/2016年

 

 

 

ぼくにとっては相変わらずよく分からないメーカーではあるものの、

 

アクションの完成度は高い。

 

 

のたのたとしたフラッタリングを軸に、

 

ギルの口を模した小さなカップから生み出されるのは、極めてナチュラルな泡沫とポッパーサウンド。

 

 

ここまでだったら本気で武器になるだろう。

 

 

ところがどっこい、

 

あえてバイトを遠ざけるかのような、

 

地鳴りにも似た重低音ラトルサウンドが轟く。

 

排気音を低減させるどころか増幅させるマフラーを好む暴走族と似ている。

 

 

 

魚にとっては騒音公害だ。

 

 

(だから、時には、怒り狂って口を使ってくるのだろう)

 

 

当然、人にとっても迷惑なシロモノで、

 

パーティー当日も、

 

同船者のひんしゅくを買う

 

という…⤵︎

 

 

3日間ぶっ通しで続いたパーティーのフィナーレを飾ったのは、

 

直管コールならぬ、

 

『デストラップポップ』の爆音ビートであった。

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「チャンプロード」度■□□□□

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