Art Lure Craft/イトヨ 55RS

小学校のとき、国語の教科書に『よみがえれ、はりよ』という説明文があった。

 

 

以来、ハリヨの魅力に取り憑かれている。

 

 

そのうち、

 

「釣りたい」

 

と思うようになるのも当然の流れ。。

 

 

(もっとも“釣りの対象”となると同じトゲウオ科の一部に限定されるので、以下「トゲウオ」とする)

 

 

こだわりとすれば、陸封型のトゲウオを狙うこと。

 

 

車で一晩中走って釣り場へ向かい、明け方からちょろっと釣りをして、帰路につく…

 

なんてことを、頻繁にやっていた時期もある。

 

 

当時ぼくがトゲウオ釣りをしていた地域は、

 

小物釣りの文化が全くなくて

 

 

これは今現在でも、そう。

 

 

で、どこでもってわけじゃないけれど、ドブに在来のタナゴ類やトゲウオが泳いでいる。

 

 

誰も見向きをしないがゆえに、釣ろうと思えば釣れるのだ。

 

 

(『よみがえれ、はりよ』のハリヨは確かに希少種だし、それを釣ろうとは思わないけれど)こうして、もう、トゲウオを狙って釣ることには飽きてしまった。

 

 

ただね、都会の人間にとっては、やっぱり憧れの魚であって。。

 

 

『イトヨ 55RS』

 

 

イ…イトヨですか…!?

 

 

ルアーに…

 

 

相変わらずアートルアークラフト(旧ヒョウホンドウ)は刺さる刺さる。笑

 

 

ルアー名の“55”はボディサイズ、“R”はリップ付き、“S”はシンキング、の意。

 

ウエイト/6.0g

ボディ長/55mm

価格/—円

制作年/2020年

 

 

ビルダーの“念”をも伝える高度な技量もさることながら、貪欲に新しい技術に挑み続ける氏の姿勢には感服する。

 

 

そんなアートルアークラフト。

 

 

ほんの少し前まではマイノリティの楽園だったのに…

 

人気、知名度、ともに右肩上がりでずうっと上昇中。

 

 

まぁ、このクオリティですからねぇ。

 

使われているのはリアル転写が施された純銀箔。ブランクがもっと華奢だったら本当に騙されそう!?

 

 

 

うれしい反面、ファン(熱狂的ですとも!)としては、強い危機感を抱かざるを得ない。

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■■■□□

レア度■■■■■

「ルアー的マイノリティへの迫害」度■■□□□

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