ところがである。
当時のダイリツ物には、
なぜか、最初からヒートンが“がっちり”締められている個体が数多く存在していた。
※左から、「14KCD」、「XBW」、「OGG」。
そこまで“がっちり”なっていると、
「守備を固めている」というか、
ルアーの意志みたいなものを感じて、
緩めるのが申し訳ないような気がしてしまう。
※それにしてもひどい塗りだ。
じゃ、どうするか…?
“がっちり”なっている個体は、
“がっちり”なったまま、、
※発注したのが日本のメーカーだったから、軽視したのだろうか。
そのままの状態で使う。
それが流儀だ。
むしろ、ペラが動かないことを生かしてやればいい。
ブレーキが効くので移動距離を抑えることができるし、
(よく言えば)飛沫を上げながら不規則にダートする(こともある)。
それで釣れなければヒートンを緩め…否、
「最後まで決して緩めたくはない」
という本人の固い決意に敬意を表し、
引退させてあげようではないか。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「曽ヶ端」度■■□□□