バス釣りについて何も知らない人向けのルアーをつくって売っているメーカー、
メガバス。
そして、
バス釣りについて何も知らない人が使ってもよく釣れてしまう、
メガバスのルアー。
さて、ライギョというのは、リアルに表現することが難しい魚のようである。
手練れのルアービルダーも、
ライギョについては、
独自のアレンジを加えて“それっぽく”表現しているだけであったり、
一見忠実に再現しているようでも、体表や顔の造形など、惜しいところで全然リアルではなかったり、
と、そんなところだ。
もっとも、作り込むことの意義が、ライギョには見出せないような気もするが…。
(西根博司氏がライギョを表現したらどうなるのだろうか)
で、結論として、ライギョカラーはメガバスでいい。
リアルな造形とファンシーな造形のバランスが秀逸である。
ライギョは、年齢や環境、そのときどきの状態、によって大きく体色—雰囲気—を変える。
だから、少しファンシーなほうがいいのかもしれない。
古代魚感もぐっと増す。
そんなわけで、ライギョ好きの(釣るのは好きではない)ぼくが「カラー買い」した『X-プローズ』。
片方だけペラの先っちょを曲げたり、ペラを非対称にしたり、ダサい文字を入れたり、、とメガバスらしさ満載だが、
ルアーとしての機能には全くクセがなくて、扱いやすい。
アトラクティブなサウンドに泡沫。
ブレーキングにも優れる。
特に俊敏性は抜きん出ている印象。
ライギョカラーじゃなければ、間違いなく秀作である。笑
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「バフッ」度■■■□□