しかし、多くのバス釣り愛好家が〈ナチュラル系サウンドポッパー〉としてまっ先に挙げるのは、『マイケル』ではなく、『ポップX』だろう。
異論はない。
ただ、個人的に『ポップX』は、メガバスが生み出したハイテクポッパーという位置づけ。
ナチュラル系サウンドとはいえ、自動車の「ASC」に近いイメージをもっている。
もっと言ってしまえば、『ポップX』での釣りにサウンドはいらない。
極端な話、“無音”でいい。
そういう意味で『ポップX』は、ナチュラル系ポッパーでも、サウンド系ポッパーでも、ない。
カップの中で水を転がしながら、
10cm刻みで、
「スーッ…スーッ…」
と動かすだけ。
メガバスの(伊東由樹氏の)センスが、究極のリアルをつくり出したのだ。
あえてのオイカワカラーがおしゃれ。
マッチ・ザ・ベイトを意識したわけではないけれど、、
本個体は、ジンケンだらけだった(バスが入っていなくなってしまった)信州の用水池で釣った、「くまのつりぐ殿堂」入りルアー。
釣れ釣れ度■■■■■
ロスト度■□□□□
レア度■□□□□
「ブラックバス…北アメリカ原産の肉食魚。大きな口で日本の在来種を食べ尽くす」度■■□□□