Megabass/POPX ③

しかし、多くのバス釣り愛好家が〈ナチュラル系サウンドポッパー〉としてまっ先に挙げるのは、『マイケル』ではなく、『ポップX』だろう。

 

 

異論はない。

 

 

ただ、個人的に『ポップX』は、メガバスが生み出したハイテクポッパーという位置づけ。

 

 

ナチュラル系サウンドとはいえ、自動車の「ASC」に近いイメージをもっている。

 

 

もっと言ってしまえば、『ポップX』での釣りにサウンドはいらない。

 

 

極端な話、“無音”でいい。

 

 

そういう意味で『ポップX』は、ナチュラル系ポッパーでも、サウンド系ポッパーでも、ない。

 

 

カップの中で水を転がしながら、

10cm刻みで、

「スーッ…スーッ…」

と動かすだけ。

 

 

メガバスの(伊東由樹氏の)センスが、究極のリアルをつくり出したのだ。

 

 

あえてのオイカワカラーがおしゃれ。

 

 

マッチ・ザ・ベイトを意識したわけではないけれど、、

 

 

本個体は、ジンケンだらけだった(バスが入っていなくなってしまった)信州の用水池で釣った、「くまのつりぐ殿堂」入りルアー。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■■■

ロスト度■□□□□

レア度■□□□□

「ブラックバス…北アメリカ原産の肉食魚。大きな口で日本の在来種を食べ尽くす」度■■□□□

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