オルルド『ポッパルドA』
ヨーズリ(ヨーヅリ)の「ATTACL」しかり、コーモランしかり、、
ダイワやシマノだってそうだった。。
’80年代はみんな尖ってた。
だからおもしろかった。
それが今では…
コーモランなんて「悪魔に魂を売った」としか考えられない。笑
まっ、このご時世、そんなもんだろう。
それでそれなりに楽しめているのだから“良し”
…としていたところ、久方ぶりにちょっとだけ鋭利なブランドが登場した。
「オルルド」である。
多分ECサイトでのみ購入可能。
(興味のある方はネットで検索してくださいな)
基本、完全にどこかのルアーをパクっているのだが、
独自の工夫—オルルドらしさ—をふんだんに取り入れた商品もあり…
そのラインアップは幅広い。
ソルトに強い展開で、オリジナルのロッドやリールまでリリースしている。
「オルルド」製ルアーの売りは激安なセット販売。
『ポッパルドA』は5個セットで1,000円ちょいだ。
死んだ目に、チャイナメイドっぽいチープな質感も◎。
「オルルド」は商品名も特徴的なのだが、きっとセンスが良すぎたのだろう、、豪快にスベっている。
『ポッパルド』の他にも、例えば、「ペンシルド」、「クランクルド」、
ジョイントルアーの「グニャルド」にシャッドタイプの「モグルド」、
ソフトルアーの「ザリルド」、、
投げ竿の「ゴリルド」(←定番らしい…)、
餌木は「エギルド」だし、
「うんコルド」というオモリまである。。
こういうのは関西の思考である。
極めつきはそのアクション。
実際に投げたことがあるのは『ポッパルドA』だけだが、
この『ポッパルドA』、使い方によっては普通に使える。
それ以上でもそれ以下でもない。
多分このあたりがオルルドの限界。
ネットで調べてみると、
“まったく使いものにならないゴミレベルのルアー”も存在しているらしい。
※「ポップX」と「ポップMAX」に挟んでみる。こんなサイズ感。
「ゴミ」から「ザ・普通」まで。
自社製ルアーのアクション、フィーリング、を(多分)わざとこの幅におさめてくるところが、、鋭利だ。
調べてみると「オルルド」は、どうやら「SIB(シンプル・イズ・ベスト)」という会社(2012年設立)の釣り具ブランド。
オルルド氏なる謎の人物(TwitterやInstagramもやっているし、意外と普通の人かもしれない)が開発アドバイザーを務めている。
ちなみにこの『ポッパルドA』は、友人が「いくつかあげる」と言うのでもらったもの。
(“自分じゃ絶対に買わない”ということをここに強調しておく)
別カラーのものを使わせてもらったとき、まぐれでシーバスが釣れた。
「オルルド釣具」
気にするだけ無駄なのに、なぜか気になってしまう…
そんなブランドである。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■□□□□
「オルルド パクルド 気にナルド」度■□□□□