台風が直撃しているときのダム湖って、めちゃくちゃ釣れる。
もちろんルアーはきちんと選ばなければならない。
しかし、条件さえ整えば、
プラグを投げれば投げるだけバスが喰ってくることがある。
20年程前、ぼくは、房総のダム湖で25投連続ヒットを経験したことがある。
実はぼくは、例の「SSRグリフター」しか持っていなくて、
それが本当によく釣れるものだから、
いろいろと、比べて、確かめたくなって、
『SR-Xグリフォン』を購入したのだ。
冒頭の話、台風が直撃している最中のダム湖。
ぼくの連続ヒット記録を阻止したのが、
この『SR-Xグリフォン』だったのだ。笑
そういう意味で、とても思い出深いルアーなのである。
目を開けていることが困難なほどの暴風雨の中、25投目まで「SSRグリフター」を使っていた。
そして、
キリもいいし、
(もういいか!)
と思って『SR-Xグリフォン』にルアーチェンジ。
26投目で、スカッと、気もちよく、空振りした(笑)。
まぁ、その後2〜3投したら釣れたのだけれど、結局、全然ダメだった。
…と、ここまで書いておいてなんですが、、そうなのです。。
ふたつのルアーは、全くの別もの。
こういった“バスが狂ったように喰ってくるようなコンディション”のときには、『SR-Xグリフォン』は、分が悪い。
より一層ぶりぶりと泳ぎ、広範囲からバスを誘うプラグの方が有利だ。
でも、“いつでもやる気のある”小バスばかりを釣っていてもしょうがない。
よりいいバスを手にしたいのなら、絶対『SR-Xグリフォン』。
特に、プレッシャーの高い釣り場において必須なのは、『SR-Xグリフォン』だ。
明け方の暗いうち、岸から少し離れて立ち、ボートやマンメイドストラクチャーの際を、ゆ〜っくり引いてきてほしい。
このとき、トゥイッチやジャークをしてはいけない。
ただ、ゆっくり巻くだけ。
本当に強いルアーは、総合力に長けている。
それが『SR-Xグリフォン』である。
重ねて述べるが、、
「グリフォン」と「グリフター」は全く違うタイプのルアーだ。
性格も、見た目も。
「パクり」とは言えないよ。。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■■□□
レア度■■□□□
「『連続雨量150ミリで通行止』に巻き込まれる」度■■■■□