SMITHWICK/BO JACK

 3年ほど前、「食わず嫌い王」にヒュー・ジャックマンが出演していた。

 

 

テレビを観ながら、

 

誰かに似ている…

 

どこかで会った人かな…

 

一体、誰だろう…

 

と考え込んでしまった。

 

 

しばらくして、その謎は解けたのだが、

 

なんてことはない、、

 

人ではなく、物だった。。

 

 

『ボージャック』

 

 

ヒュー・ジャックマンと“響き”が似ているだけだったのだ。

 

(まぁ、、すっきりしたけれど。)

 

 

これほど印象深いのにはわけがあって、

 

とにかく『ボージャック』を好きな(いつもこればっかり投げている)先輩がいるのだ。

 

 

と言っても、その先輩は、

マニアでもなんでもなくて、

たまたま古い『ボージャック』を持っていて、

バス釣りに行ったとき、

たまたま『ボージャック』を投げたら、

たまたまたくさん釣れて、

それ以来、『ボージャック』ばかり投げるようになったのだ。

 

 

で、いつも、ちゃんと釣る。

 

 

その先輩、

シーバス釣りならまだしも、

渓流釣りにも『ボージャック』を持ってきたくらいだから、

かなりのニューウェーブだ。

 

 

ぼくも、2005年の復刻モノは、持っている。

 

 

今回ブログに上げるにあたってネットで情報を集めていたら、

「復刻モノは欠陥品」という情報があふれていた。

 

 

いたって普通に使っていたぼくって…

 

 

しかも、どちらかと言えば好きなルアーなのに…⤵︎

 

 

ただ単に使い方の問題なんじゃないかなぁ。。

 

 

復刻モノしか使ったことがないけれど、

国産ルアーよりもずっとルアーらしい、

すごく楽しいルアーだ。

 

 

 

あと、、

リップが、

「超分厚いセロテープ」みたいな感触で、

変わった素材だな〜

と思っていた。

 

 

調べてみると、

「酪酸塩のリップを使用している」

とのこと。

 

 

酪酸塩?

 

 

「ブチレート樹脂」かな。

 

 

なぜ、柔な(精度の出ない)素材を用いているのだろう。

 

 

否、リップだけではない。

 

 

このルアーは、どこを取っても、ぼんやりとしているのだ。

 

 

スミスウィックが、

徹底的に、

そして意図的に、精度を抑えて構成した

としか考えられない。

 

 

おもしろすぎる!

 

 

そして、だからこそ艶麗なのだ。

 

 

ちなみに、先輩に聞いてみた。

 

「新旧の『ボージャック』で違いはあるのか」

と。

 

 

すぐに、こんな答えが返ってきた。

 

「なんか違うけど、別に関係ない。」

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■■□□□

レア度■■□□□

「最もセクシーなルアー」度■■□□□

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