小中学生の頃、歴史の教科書を開くと(国語の教科書もなかなか熱かった!)人物に落書きばかりしていた。
結果、「人物の肖像とその人物の名前」にはめっぽう強くなるのだけれど、肝心の、「何をやったか」については全く頭に入ってこなかった。
「ホウグボス/スーパートード シリーズ」もそう。
カラーリングセンスのよさもあり、見た目は印象的なのだが、それ以外はさっぱり…。
すごく釣れた記憶もなければ、全然釣れなかった記憶もない。
使用感や釣果について、ネット上においても語られることがないくらい、「肝心なことが記憶に残らないルアー」なのだ。
さらに、その“存在自体”も、皆が忘れかけている。
しかし、この風貌とこのパケを見れば、誰もが、
「あ〜、あったあった!ホウグボスね!」
となる。
※「SUPER TOAD Ⅱ」は、「SUPER TOAD」のショートリップVer.。
Yakima Bait Co.の「HAWG BOSS」ブランド。
スーパートードってことは、スーパーヒキガエル??
う〜ん、、
『すごい嫌なやつが近づいてきたら、バスは口を使っちゃうぞ!』
ってな意味合いかな。。
ポパイで売られていたので、そんなに古くはない。
そうは言っても、もうオールドの域に足を踏み入れている…?
まぁ、決して、新しくはない(笑)。
※リップに“SUPER TORD”と入っているものと入っていないものがある。簡素化されたか。
ぼくは、変にマニアックだったので、リップのエッジの薄さに惹かれて購入した。
(これは“ウィグルワート”よりも頭を振るんじゃないか!?)と。
結局、当たり前のように、その期待は裏切られたのだけれど、、釣れるルアーであったことは間違いない。
タイト、というか、見た目とは違い、普通のクランクベイト。
だから、普通に釣れる。
必要以上に“うねった”造形。
そんなボディラインを象徴しているのが、なんといっても、テールの形状。
改めて見てみると、「ファイブセンス」や「ガンクラフト」のルアーにも通ずるものがある。
水を攪拌することをねらったのかな?
このテールが、リップの効果をスポイルしちゃった可能性はあるなぁ…。
まぁ、釣れるのだからいい(多分、ウィグルワートよりも)。
もっとも、記憶に残らないのだが。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■■□□
レア度■■■□□
「記録にも記憶にも残らない…」度■■■□□