NISHINE LURE WORKS/BABY ABINO 70S

我が愛すべきニシネルアー(ドリームラッシュ)から、

 

『ベビーアビノー 70S』。

 

 

いわゆるI字系プロップベイトの一つ

 

…だと投げる前まで思っていたけれど、どうやらこれは、そうじゃない。

 

 

I字系プロップベイトは、

 

プロップの回転がゼロ抵抗だったり、

 

人間が見たら無、または限りなく無に近かったり、

 

(震えてるのか震えてないのか分からなかったり)

 

そういうのがいいのであって。。

 

(あくまでも個人的な好み)

 

 

ここまで明確に「ガタガタ…」「ユラユラ…」すると、そもそものカテゴリが違ってくる。

 

 

どっちかというと、“強さ”は、既存のトップウォータープラグのダブルスイッシャーに近い。

 

 

で、単純に、トップじゃなくて沈むから釣れるのだ。

 

 

一方、ちゃんとした、西根氏による“売り”は、

 

「サーチ能力の高さとバイト誘発能力の高さを併せもっていることが最大の強み」

 

「クランクベイトなど、強い振動を発するルアーが見切られるタイミングや、カバーを離れてサスペンドし、攻め場所や攻め方を絞りづらくなったタイミングで、投げてほしい」

 

等。

 

 

まず、サーチ能力とバイト誘発能力って、大体同じというか、両輪だと思うのだけれど…

 

確かに、

 

手早く、手広く、探って、

 

寄せてバイトにもち込む能力は、極めて優れている。

 

 

でもね、多分それと同じ数のバスが、『ベビーアビノー 70S』に怯え、逃げている。

 

 

(当然と言えば当然だ)

 

 

結果、学習能力に著しく欠けるニゴイに引ったくられるという経験を何度かしている。

 

 

また、強い振動で見切られるのなら、オーソドックスなI字系のほうが絶対にいい。

 

 

ただ、カバーを離れてサスペンドしているバス対して、爆発的な強さを見せたことがあった。

 

 

つまり、ニュートラルなバスに対して『ベビーアビノー 70S』を投げ、ダメなら“納得して”次の手を打つことができるのだ。(←これがものすごく大きい)

 

 

 

まっ、なんだかんだ言ったところで、結局、釣れるのだから…

 

それでいい。笑

 

ウエイト/11.0g

価格/2,090円(税込)

 

 

ホントよく釣れる。

 

 

否、たとえ釣れなくたって、ニシネだったら、それでぼくはいいのだ。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■■□

ロスト度■■□□□

レア度■■□□□

「ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル」度■■■■■

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