先日、世にも恐ろしいクリーチャーを紹介したが、、
“リップの付いた”リップレスクランクベイト(バイブレーション)といえば、こちらの方がメジャーだろう。
ビルルイス『ダイビングラトルトラップ』
普通の「ラトルトラップ」が大好きなので、そりゃ、これもたくさん買った。
リップレスクランクベイト(バイブレーション)は、広大なエリアからバスを寄せる…などとよく言われるけれど、別にそんなことはないと思う。
否、どんなカテゴリーのルアーでも、多分にして広大はエリアからバスを寄せるし、また、寄せない。
少し話が脱線してしまったが…
確かなことは、「基本、手返しよく(バァーっと素早く)探るためのルアーである」ということ。
で、リップが付いちゃうと、やっぱり具合が悪い。
根掛かりだって、けっこう、する。
そんなこんなで、結局、『ダイビングラトルトラップ』はB級路線を突っ走っているわけなのだ。
(「ロングビルスポット」は正統派キワモノ路線だろう)
「壊れやすい」とか「心配だ」などと評されるフロントアイだが、50くらいのバスであれば、なんら問題はない。
(それよりでかいバスをこのルアーで釣ったことがない…悪しからず)
いずれにせよ、使い手をハラハラさせてくるところが、憎めなくて、好きだ。
最後に、肝心のアクションについて触れておきたい。
バイブレーションに近いタイトな泳ぎの「ロングビルスポット」に対して、『ダイビングラトルトラップ』は、多分、みなさんの想像以上にぬるぬると泳ぐ。
シャッドラップにも通ずるが、よりはっきりとした、強いぬるぬる。
バランスのよさは、『ダイビングラトルトラップ』のほうが、一枚も二枚も上手だ。
つまるところ、使いやすくはある。
(「ロングビルスポット」みたいにブサイクじゃないしね)
まぁ、でも、必要に駆られたことはないし、使いたくもならない。
そんなところが、正統派B級ルアーなのである。
リップの違いは、謎。
ちなみに、シンキングモデルもある。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■■□□
レア度■■■□□
「蛇足、即、B級」度■■■■■