「八郎潟」といえば、このルアーも思い出深い。
初めての八郎潟。
まだ薄暗い早朝。
陸っぱりしようにもポイントが分からず、
しかたなく目の前の水路の
しかたなく目の前の葦のポケットに
しかたなく結んであったヘドン『オリジナル・ザラスプーク ソルトウォーター』を
投げ込んだ。
(ソルトウォーターVer.といっても、「反射シートが格好いい」というだけなので、ぼくは普通に淡水で使っている)
すると、着水と同時に、バスが出たのだ。
で、今度は別の葦のポケットに投げる。
また、釣れる。
なんだこれ??
と思い、しばらく繰り返していったのだが、
着水と同時に出なくても、
2〜3分そのまま放っておくと、突然、出る。
結局、3日間の釣行、朝まずめ・夕まずめ、この釣り方だけで30本近くのバスを手にすることができた。
反射シートのきらめきが…
と言いたいところだが、
その頃の八郎潟は「楽園」。
よほど釣れないルアーでない限り、でかいルアー、重いルアー、派手なルアー…何を投げても、筋肉痛になるほど、よく釣れた。
このときの釣行では、1日40本以上、計百数十本のバスを釣っただろう。
(ちゃんと数えてもいないし、真面目にやればもっと釣れた)
ただ、どの魚も判で押したように同じサイズ(1キロ前後)で、50upは1本も釣れなかった。
まっ、当時の八郎潟は、総じて、そんなものだったと記憶している。
あれから20年以上が経った今、八郎潟はどんな様子なのだろう。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「失楽園」度■■■□□