ヘドン『ザラⅡ』は、1976年デビューの比較的新しいルアー。
額の“穴”が物語るように、その前年に登場した「210 サーフェイス」のボディを流用して造られたのだ。
縦割れ・吹き目
「YCDS」…’80年代のスミスカラー
ぱっと見、新しい物と外観はほとんど変わらない(フロントアイの位置は大きく異なるのだが…以前に上げた「ザラⅡ」と比較していただきたい)。
しかし、使用感については、“別のルアー”と言っても過言ではない。
使いやすいのは、
円柱型のウエイトが入ったエビスコ期のモデル(首割れ・吹き目)や、
2つの球状ウエイトが入った現行モデル(首割れ・書き目)、
だと思う。
誰にでも「ちょこちょこちょこちょこ」動かせる。
オールド物は、
ぼくにはオリザラよりもずっと扱いにくい。
ところが、
慣れてくると、
最もアクションに幅をもたせることができるのだ。
鉛のウエイトは、ラトルを兼ね、「ゴトゴト…ゴロゴロ…」といい音を奏でる。
しかし、、
鉛粉の所為で、内部は真っ白。
まっ、これは普通だ。
クリア系カラーのオールドヘドンは、
“名刺代わり”に、
粉を吹く。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「税関VS運び屋」度■□□□□