motolures/Moto Minnow

車に興味がない人が買う「ボルボ」という車がある。

 

 

しかし、ボルボのオーナーは、

「自分は車に詳しいですよ」

と勘違いしているからタチが悪い。

 

(みんながみんな、そうではない!)

 

 

 

ゼンマイ仕掛けのルアーは、得てしてそういうものだ。

 

 

釣りにそんなに詳しくなくて、上手くないのに、“エキスパート気取り”の人が買う。

 

 

「パワーパック」から入ったぼくもそうだった。

 

 

当時、中学生。

 

確かに、勘違いしていた。笑

 

 

「パワーパック」はいいルアーだったが、如何せん、壊れやすかった。

 

しかも、壊れたら、直せない。

 

 

そこに現れたのが、これだ。

 

 

モトルアーズ『モトミノー』

 

 

若干の耐久性アップ。

(まっ、修理できないのは同じ。)

 

ゼンマイが止まったあとの使いやすさも、こちらの方が上か。

 

 

Chuck Woolery のシグネチャーモデル。

 

誰だか知らないけれど、ギルっぽいカラーがいい。

 

 

先入観にとらわれているのか、

みんな、

「水面が穏やかな時にしか使えない」ようことを言う。

 

 

しかし、それは違う。

 

 

流れの中でも、

さざ波立っているときでも、

効く。

 

 

使い方は簡単。

 

 

キャストして(この時、遠心力で糸が引っ張られ、ゼンマイが巻かれるわけだ)、

基本、放っておくだけ。

 

 

コツは、、

 

 

まず、

尾びれの「パタパタパタ…」という動きによってルアーがゆっくりと回転してしまうので、

ラインを引っ張って姿勢を整えてやること。

 

ただし、決して、ルアーを移動させてはいけない。

 

 

次に、

ゼンマイが止まった後も、

しばらくそのままにしておくこと。

 

3〜4分経過したら、ちょこんと動かす。

 

 

これだけで、釣果は何倍にもなるだろう。

 

 

しかしながら、自分でアクションさせる楽しさはない。

 

 

そして、

着水したスポットでほぼ勝負が決まるタイプのルアーなのに、

コントロール性に難がありすぎる。

 

 

さらに、、

 

『モトルアー』(ゼンマイ仕掛けルアー)が効く状況下では、

細身のリアル系ペンシルベイトを“うまく”泳がせた方が、実は、断然釣れる

 

…という経験を何度もしてきた。

 

 

 

そんなわけで、

結構でかいバスを手にしてきたルアーなのだが、

今ではほとんど使わなくなってしまった。。

 

 

いくつか所有している使い込んだルアーなので、続きはまたの機会に。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「エド山口」度■■■□□

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