1958年に発表されてから、
ペラの形状はもちろんのこと、
首割れだったり、縦割れだったり…
吹き目だったり、書き目だったり…
リグなんて簡単に交換できちゃうし…
『ダイイングフラッター』の変遷には様々なパターンが存在しているようで、
プロの方々にも、
年代の判別が難しいらしい。
ヘドンのルアーでありながら、
コレクタブルアイテムとしていまいち人気がないのは、
それが原因なのだろう。
まっ、これは新しいものだ。
20年程前、個人的に、
“スイッシャーのペラの穴を広げる”のがブームで、、
やたらとやっていた。笑
この個体は、“実験的に”大きく広げたもの。
結果、失敗だった。
ピタッと止めた後に、
ペラが「カタカタ…」と彷徨ってしまう。
この動きで、バスに見切られてしまうのだ。
仕方なく、ずーっと止めておくと…
「チリ…チリ…」というサウンドに誘われて、
小バスやギルがつつきにやってくる。
最悪だ。
ただゆっくり巻いても、
あまりに不安定。
ボディが強くないので、
ペラの抵抗に負けてしまう。
『ダイイングフラッター』の真骨頂は、
「安定して死にそうに」
泳ぐこと。
そのためには、、
穴を広げてはいけない。
(最大2.5㎜にとどめる)
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「鼻の穴に500円玉が入った」度■■■■□