HEDDON/DYING FLUTTER ③

1958年に発表されてから、

 

ペラの形状はもちろんのこと、

 

首割れだったり、縦割れだったり…

 

吹き目だったり、書き目だったり…

 

リグなんて簡単に交換できちゃうし…

 

『ダイイングフラッター』の変遷には様々なパターンが存在しているようで、

プロの方々にも、

年代の判別が難しいらしい。

 

 

ヘドンのルアーでありながら、

コレクタブルアイテムとしていまいち人気がないのは、

それが原因なのだろう。

 

 

まっ、これは新しいものだ。

 

 

 

20年程前、個人的に、

“スイッシャーのペラの穴を広げる”のがブームで、、

やたらとやっていた。笑

 

 

この個体は、“実験的に”大きく広げたもの。

 

 

結果、失敗だった。

 

 

ピタッと止めた後に、

ペラが「カタカタ…」と彷徨ってしまう。

 

 

この動きで、バスに見切られてしまうのだ。

 

 

仕方なく、ずーっと止めておくと…

 

「チリ…チリ…」というサウンドに誘われて、

小バスやギルがつつきにやってくる。

 

最悪だ。

 

 

 

ただゆっくり巻いても、

あまりに不安定。

 

 

ボディが強くないので、

ペラの抵抗に負けてしまう。

 

 

『ダイイングフラッター』の真骨頂は、

 

「安定して死にそうに」

 

泳ぐこと。

 

 

 

そのためには、、

穴を広げてはいけない。

 

(最大2.5㎜にとどめる)

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「鼻の穴に500円玉が入った」度■■■■□

*