「改造したんだ?」
今までに、3〜4人からそう言われた。
改造はしていない。
このルアーは、もらった30年前から、ずっと、このままだ。
ヘドン『ダイイングフラッター』には、
シングルプロップ(シングルペラ)モデル
が存在していたのである。
一般的な〈前後に丸ペラがついたモデル〉は、ストライプドボックスやブルーボックスに入っているのをよく見かける。
それ故、’60年代を中心に販売されていたモデルのようだ。
一方の〈シングルプロップモデル〉は、
『ダイイングフラッター』の歴史における最初期、
1958〜1960年代初めの、ごく短い期間に販売されていたのではないだろうか。
とはいえ、
ぼくが実際に目にしたことがある
シングルプロップの『ダイイングフラッター』は、
・丸ペラ
・ボス付きペラ
・直ペラ
・カリペラ
と、装着されていたペラもさまざま。
ペラなんて簡単に、交換、取り外し、できるし…
「直ペラ」、「カリペラ」なんて、怪しいことこの上ない。
ちなみに、ぼくは、シングルプロップの『ダイイングフラッター』を高校生の頃にかなり使い込んだ。
なぜなら、よく釣れたからだ。
ボディの2/3ほどを沈めた垂直浮き。
浮力は大きく、
ジョッ…ジョッ…
ジョロロー…ジョロー…
と、意のままに動かすことができる。
本当に、一瞬で消えた理由が分からないルアーだ。
(多分、動く、動かない、の個体差が激しかったんじゃないかなぁ。。)
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■■
「ミュータント」度■■■■□