最近、都内のタックルベリーで購入したもの。
「Wounded Spook」は、長い歴史の中で、ペラを変えたり、他のルアーのボディを借りたりしながら、廃番・復刻を繰り返してきた。
これは、多分、’08年に復刻された『211 ウンデッドスプーク』。
「210 サーフェイス」のボディを使っているので、金属プレート(襟巻き)を取り付ける穴が空いている。
浮力が大きく、操作性も高い。
評判のよかったモデルだ。
この当時、ボディの右側面にリグを打っているのがウオヤ(魚矢)物で、左側面にリグを打っているのがスミス物だった。
つまり、輸入代理店によって、“水面で向いている方向”が違うのだ。
ボーン素材ベースのパロットカラーがいい雰囲気。
とは言っても、これだけじゃ、買わなかった。
702円もしたし。笑
ふと目に入ったとき、フロントペラが立って、リアのペラが寝ているのが分かったのだ。
(おっ、いいねぇ…)
で、手にとって、よ〜く見てみると、
なんと!
ペラの穴も角丸長方形に削られているではないか!
これは購入するしかない。
「オーバルホールペラ」といえば、ヒヨコブランドの代名詞。
これを、前オーナーは、あくまで個人で楽しむために、コピーしたのだろう。
前オーナーの人柄が偲ばれる。
きっと、真面目な人だ。
友だちになりたい。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「左ウオヤに右スミス」度■■□□□