「人肉の味を知った熊は、人間を好んで襲うようになる」という。
実は、これ、バスにも置き換えることができる。
「一度カエルの味を覚えたバスは、カエルを好んで襲うようになる」のだ。
多分、、そうだと思う…笑
だって、虫よりは美味しそうだもの。
カエルを模したルアーは、いわゆる「フロッグ」に始まり、あまた存在する。
その中でも、このルアーのカエルっぽさはなかなかのものである。
ヘドン『タイニートーピード』
まっ、本物のカエルは、水面に顔を出していたかと思うと、素早く水中に潜って逃げる。
だから、これは、見た目の話。
カラーだけではない。
浮き角や
漂う姿が、
絶妙なのだ。
岸ぎりぎりにキャストすると、
サイズ感も相まって、
水面に顔を出すカエルにそっくり。
とはいえ、
「ベビートーピード」のように万能ではないし、
「マグナムトーピード」のように雑に動かすわけにもいかない。
「泳ぐのが下手で、ぼーっとした性格のカエルが、水面でもたもたしている」イメージで使うと、
最盛期には、
ほぼ確実に釣れる。
(サイズは選べない)
トーピード兄弟の中では、群を抜いて、スローな釣りに向いているような気がする。
でも、ぼくは、あんまり投げない。
だって、「マグトー」の方が、断然、格好いい。
それに、「ベビトー」の方が、結局、釣れる。
ヘドンのトーピードの歴史は、1952年、この『タイニートーピード』から始まったというのだから、、
アメリカ人の考えることは本当によく分からない。
ちなみに、カエル肉は生臭い。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「関東地方にいるのはトノサマガエルじゃなくてトウキョウダルマガエル」度■■■■■