1987年に発売された『ハスティー』。
いわゆるシステム・クランクベイトの走りである。
ぼくが陸っぱりでよく使っていたのは、1と2。
小学生の頃は、これと「バスハンター」を持って、印旛沼周辺に通いつめた。
忘れもしない。。
鹿島川で釣った45㎝のバスは、
バス釣りを始めてまだ日が浅いぼくに、
60upにも匹敵する驚きと感動を与えてくれた。
その後も、たくさん釣ったし、たくさんロストした。笑
しっかりと水を噛むのにワイドすぎない…
そんなアクションが絶妙なのだろう。
とにかく、安定した釣果を叩き出すプラグであった。
しかしながら、
間もなく訪れる第二次バス釣りブームが、
“魚を釣る”というルアーの本質よりも、
人々を、
ルアーの見た目に走らせた。
(ぼくはずっと見た目に走り続けている…⤵︎)
これは、当時、真に実力のあるルアーたちにとって逆風となった。
揃いも揃って、見た目が古かったのだ。笑
名作『ハスティー』も、6〜7年前、ついに廃番となった。
(そもそも、カタログ落ちする前からあまり生産されていなかったので、店頭で見かけることもなくなっていた…)
「時代の流れ」だろう。
他に使いたいルアーがたくさんあるから物理的に投げられなくなっただけで、
今でもぼくには、
『ハスティー』を使わない理由なんて何もない。
そんなルアーである。
ちなみに、
後継モデルの「ディプシードゥ」は、
見た目が嫌で、
持ってない。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■■■□□
レア度■■□□□
「釣りから帰ってくるたびに、ルアーを洗っていたあの頃…」度■■■■□