YO-ZURI/SPINBEAT

魚から見たアルミ箔って、

(処理の仕方によっては)かなり嘘くさいんじゃないかな…

 

 

アルミ張りのルアーは、釣れる釣れないの差が激しいイメージがある。

 

 

さて、’88年発売の『スピンビート』。

 

 

この鋭利さは、一目で、ヨーヅリ…ATTACLのものだと分かる。

 

 

バズバイトの他に、ブレードが下にくるタイプのスピナーベイトもあった。

 

ブレードが、くるくる回るたび、綺麗なお魚ボディを叩くように設計されていて、

ルアー名の「ビート」の語源となっているわけだ。

 

 

今、同じような仕上げ(アルミ張り)にしたら、

かなり高額な商品になってしまうだろう。

 

 

そんなボディを、自らのブレードで叩いて痛めつけていく…

 

「不惜身命」

 

鉄石よりも硬い決意を想うと、涙を禁じ得ない。

 

 

とはいえ、ぼくが持っているのはバズベイト。

 

 

こっちはちょっとだけレア。

 

 

 

そして、ぬるい

 

 

自らのボディを叩いてビートを刻むことはないので、かすり傷ひとつ負わない。

(ユーザーにもこっちの設計の方がうれしい)

 

決して無理をしないタイプなのだろう。

 

 

 

しかし、、

ただでさえキワモノ扱いされていた『スピンビート』。

 

 

バズベイトは、輪を掛けて、需要がなかったのである。

 

 

それにしても、、

ATTACL(アタックル)の感性は、過去も現在も飛び抜けている。

 

 

最高だ。。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■■□□

「壁にぶつかったら、それに沿って歩く」度■■■■□

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