「カラバシュ」を紹介すると避けては通れないのが、このルアー。
ウッディライクインダストリーの『W•ハリケーン』
2000年前後のものだったと思う。
これで、、定価2800円もする…。
このルアー、ぼくには、どうしても、土偶に見える。
というか、土偶だ。
開発者は、極めて、縄文人的な感覚の持ち主であったに違いない。
腕部が故意に破壊され、バズペラのようなものがつけられている。
このことから災厄をはらう目的、または腕(身体の悪い部分)の快癒を祈る目的、で製造されたことが分かる。
また、下腹部は、中年女性のそれを思わせる“重なって段になった贅肉”を表現している。
つまり、女性の身体を、部分的に強調し、デフォルメして表現しているのである。
このことからも、『W•ハリケーン』が、ルアーではなく土偶として製造されたことが分かる。
いずれにしても、祭祀に使うためのものであるから、魚は釣れない。
※ウッディライクインダストリーには、「フリーズ」という名のノイジー土偶もある。
こちらは精霊、または男性器を模したものだと考えられている。
魚は全く釣れないので、『W•ハリケーン』同様、祭祀を目的に製造されたのだろう。
釣れ釣れ度□□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「子孫繁栄」度■□□□□