クランクベイトの元祖『ビッグオー』。
今更、ぼくが説明する事は何もないのだけれど…。
1967年に、フレッド・ヤング氏が、バルサから削り出して作ったものがオリジナル。
これがトーナメントシーンを席巻。
そして1973年、コーデルがプラスチックルアーとして世に送り出すと、大ヒットを記録。
これに端を発して、各社がこぞってクランクベイトを発表することとなり(アルファベット戦争)、全米のバス釣り業界は隆盛を極めるのである。
さて、この個体は、ボックスから察するに’80年代のもの。
パール系のカラーを指して“レアカラー”とする評価が目立つけれども、
そもそもパール練り素材は、コーデルではオーソドックスだ。
そこにのせられているパターンは、確かに、ヘンテコリンなものが多いけれど。。
アクションに関する記事は全く当てにならない。
資料によってタイトだったりワイドだったり、、
実際に使用したことのない執筆者もいるのだろう。笑
復刻するたびに、アクション・使用感は微妙に変わってくるし、
サイズが異なれば、その性格は、全く別のルアーになってしまう。
舶来物よろしく、いい意味で“適当”なルアー。
ひょっとしたら、コーデルは、
バルサで作られたオリジナルの風合いを忠実に再現するために、
あえて、意図的に、製品に個体差を設けているのかもしれない。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■□□□
レア度ー
「ルアー界の、“JAPAN”がつく前の『X』」度■■□□□