オールドルアーが放つ異臭。
そう。。
おなじみの、チーズみたいな、くっさいやつ。
オールドルアー好きは、
「そんな臭いをも愛している」のだから、、
まごう事なき“変態”である。
しかし、
この「チーズみたいな臭い」、
確かにクセになるのだ。
私もその類であることを否定しない。
中古ルアーを扱うショップに行くと、
臭いを頼りに、
めぼしいルアーを探し出したりする…。
しかし、私なんかはまだかわいい方で、
“ド変態”になると、さらに、
「これはヘドン臭…」
「おっ、こっちにはアーボガストがありそうだぞ…」
と臭いを嗅ぎ分けているという。。
これはもう、“ド変態”どころの話ではない。
人間じゃない、、
“犬”だ…。
驚きを通り越して、尊敬に値する。
ところが、
そんな“ド変態”でも思わず「うっ」と顔をしかめる(場合によっては嘔吐する)、
最恐のルアーが存在しているのだ。
私のタックルボックスの中に。
ストーム『ラトリン チャグバグ』
なんて言うか、、、
“クサガメの臭腺”と“銀杏”と“ワキガの素”をブレンドして、
こねてこねてこねてこねて、
だんごにして、
熟成させたような臭い。
これをむき出しで持って地下鉄で移動した日には、
「異臭騒ぎ」という、
ちょっとした“事件”に発展するであろうレベルだ。
こうして写真を撮っている間にも、
呼吸器や眼をやられてしまう。
臭すぎて、魚も釣れない。
釣れないどころか、
着水点から半径3m以内にいた魚は、
腹を見せて「プカリ」と浮いてくる。
で、そこを、すかさず、すくうわけだ…
※本当はものすご〜くよく釣れるルアー。そして、そんなに古くない。ただし、臭いについては上記の通りなので、ラップでぐるぐる巻きにしてボックスに入れている。したがって、今は全く投げない。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「大量破壊兵器」度■■■□□