なんでこんなの持ってるんだシリーズ その9
いろんなパターンがあるとは思うのだけれど…
ぼくのよく知っている釣具店の「福袋」は、“売れ残りの詰め合わせ”ではなかった。
福袋用に、新たにルアーを仕入れるのである。
そんな福袋の中の“バイプレーヤー”が、この『よくばりオカッパー』である。
発売元が「ホッツ」で、企画・製造が「バス・ダス」。
第二次バス釣りブームの中に突如として姿を現し、ブームの衰退とともに清々しく姿を消した。
時代を象徴するブランドである。
「バス・ダス」は他にも、
挑戦的な、味のある、ルアーを出してきたのだが、
『よくばりオカッパー』が最も“ブーム臭”を発している。
しかし、こいつ、ひょっとしたら、ひょっとする。
「福袋用に仕入れたものが余ったから」
ということでもらったのだが、
後輩が、A川でいきなり50upを釣ったのだ。
これは、ルアーの処分に困っていたぼくにとって、衝撃的な出来事だった。
ただ、、それ以降、特に話を聞かなかったので、“偶然”だろう。
だから、ぼくは、一度投げただけ。
ちなみに、福袋要員になる前は、けっこう売れたルアーでもある。
定価1,980円
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「『バス・ダス』と書いてブームと読む」度■■□□□