ルアーより先に目が行ってしまう台紙のキャラクター…。
人面魚ならぬ鳥面魚?
かわいく描かれているのだけれど、よくよく見るとめちゃくちゃ怖い…。
「魚の頭の部分に鳥の胸がきちゃってる」ってのが、恐怖を倍増させている。
あぁ、そうか。
このキャラクターは“半魚鴨”なんだな。
せめて、魚の顔をそのまま鳥の顔に差し替えるだけにしてほしかった。
そう、例えばこんなふうに。
あれっ?
こんな魚いるな…多分。
やっぱり、あのキャラクターで正解なんだ!
“Shad-Quack(シャッド クワック・クゥアック)”。
今でこそなかなか見ないけれど、ぼくが本格的にバス釣りを始めた頃(’80年代の終わり)にはまだ、通っていた釣り具屋にぶら下がっていた。
その後も、けっこう最近までちらほらと目にしたから、そんなに珍しいものではないと思う。
素敵なのがパケ裏面。
『The Shad Quack Story』だって!
ヴァージル・ウォーターワッカーという太公望がミシシッピ川上流で鴨に餌をやっていたとき、目の前で、突然水が割れ、洞窟のような(…洞窟!?)口が立派な鴨を飲み込んだ。
〜云々〜
数か月にわたる開発のもと、ついにアイディアを形にした。
ってな感じでしょうか。
“ランカーハンター”をうたっているだけある!
でもね、こういった話って、よく聞くけれど、本当なのかなぁ…。
水鳥を食べるって。。。
羽毛がバッサバッサして、食べられたもんじゃないと思うんだけど(笑)。
ただ、ひとつ確かなことは、ヴァージル・ウォーターワッカー氏、とんだチキン野郎なんじゃないかと(笑)。
だってこのルアー、意外とちっちゃいです…。
頭の先から尾まで、約11cm。
ストーリーと違うじゃん(笑)。
数か月にわたる開発期間中に、どんどん小さくなっていったとみた!
最初は見たまんまを作ってみたものの、
ヴァージル:「おいおい、これどうやってキャストするんだ」と。
で、何とか投げられるサイズまで小さくしてみたものの、
ヴァージル:「こんなでかいルアーに食ってくるわけないだろ…」と。
試作を繰り返していくうち、
ヴァージル:「いや、もっと小さくしたほうが釣れるっしょ!」と…。
分かるなぁ。
その気もち(涙)。
ちなみに、下の方には『その他の使い方』なんてコーナーもあって…。
暇な方は、まぁ、ちょっと読んでみてください。
よく思いつく、というか、、これ本気で言ってんのかな?
ぶっ飛んでますね…。
さすが、アメリカ!
あっ…、勇気がなくて使えなかった私もチキンです…。
※これつくってるとこ、本物のデコイを作ってる会社と同じ系列会社のようです。
釣れ釣れ度?
ロスト度?
レア度■■■□□
「そもそも、なぜ『飛行形態』?」度■■■□□