現在、「LAKE POLICE」は存在していないようである。
まぁ、名称からしてかなり微妙ではあったが、、いつの間に…。
そもそも、レイクポリスは「ジャッカル」のブランド、ではなくシリーズ(ライン)のひとつという色合いが強かった。
したがって、レイクポリスのルアーは、「ジャッカル」としてカテゴライズしておく。
「RS-150」
’99年に立ち上げられたジャッカルの、記念すべき1作目。
リップの形状(つけ根に切り込みはあるが)や角度、ボディシェイプに至るまで、「シャッドラップ」を強く意識していることは明らか。
違うのは、ジャラジャラと喧しいことと、やや派手なアクション。
ただ、とにかく、つくりが美しかった。
今見ても、すごく美しいと思う。
繊細で、実に日本的なルアーだ。
でも、あくまで裸の状態、“つくり”の話。
少なくとも初期は、
塗りがかなり適当(下手?)だったし、
うんちくを並べた説明にも辟易とした。
そして、パケもダサかった。
さすが、釣りが上手い人たちが手掛けただけある…。
しかし、おしゃれのセンスはからっきしでも、釣りのセンスは抜群なのだろう。。
これ、クリックホッパーほどではないけれど、めちゃくちゃ釣れる。
ぼくとはどこででも相性がよくて、他人に教えたくないくらい釣ってきた。
ただ、投げて巻くだけ。
小粒でも広範囲にアピールする、まるで「スピナー」みたいなプラグだ。
下手にワームを投げるよりずっといい。
20年近く経っても、その実力は全く色褪せることがない。
どの世界にも“天才”っているものだ。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■■■□□
レア度■■□□□
「Dear 加藤誠司」度■■■□□