そんなわけで、幼い頃は、バス釣りばっかりしている人(バスプロ)にダマされまくっていたのだが、、
中には、「これはいい!」というものもちゃんとあって。。
その一つが、ワームに“目をつける”というもの。
もともと「バイトマーク信奉者」であったぼくは、これに飛びついた。
方法は、
ワームにホログラムの目玉シールを貼り、
目玉を貼り付けた部分を、溶かしたワームにドブ漬けして、コーティングする…
それだけ。
これは本当に効く。
これが今回のルアーの話につながる。
「バンダイ/ぎょろっち」
ブログをやっている以上避けて通れない…そんなルアーだ。
’98年発売。
ぼくは“グランダー”世代ではないので、アニメとルアーとの絡みはよく知らないのだが…
まぁ、つまり、「“目玉”はバス釣りにおいてかなり重要なファクターだ」ということ。
それに加えて、(触れている人がいないけれど)「ぎょろっち」はラトル音がいい。
素材のせいなのか、「チロチロ」という音の奥に、微かに「ボヨヨ〜ン」と響く、、そんな気がする。
これも(ひょっとしたら“目玉”よりも)効いているんじゃないかなぁ。
さらに、目玉以上に目を引く“唇”。
この中には鉛がぎっしりと詰まっている。
(全然好きじゃなかったルアーなのに!)
これを知ったとき、ぼくは狂喜乱舞した。
だって、『超低重心マウント』じゃないですか。
これを“くちびる”にしちゃうなんて…素晴らしい!
これは、デザイナーが釣り人じゃないパターンだな…。
何はともあれ、みなさんの評価する通り…「ぎょろっち」は釣れます。
人気が出るのも頷ける。
ジムの笑顔は伊達じゃない。
グランダールアーの中にあって、その実力は完全に“おもちゃ”ではない。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■■■□
レア度■■■□□
「キスしたくなる唇」度□□□□□