「男のクランク」 BILL NORMAN/DD22

30年近く前、ものすごく使っていたルアーのひとつ。

(写真のものは、ごく最近、近所の釣り具店で購入したもの)

 

北浦でも印旛沼でも、どこでも投げまくった。

「ニーリングしている自分は、なんてかっこいいんだろう」と思っていたあの頃…。

 

 

ところで、なぜそんなに使っていたのか、というと、、、

 

先ず、よく飛ぶ!

友だちと飛距離を競っているだけで楽しかったなぁ。

でも、当時のぼくは、2投に1度バックラッシュ…。

 

次に、引くときの重さ(抵抗)がものすごいので、巻いているだけで釣れてる気がする!

手漕ぎボートごと引きずられてるんじゃないか、って思うほど(笑)。

事実、小さいバスが釣れていても気づかない…。

 

さらに、本っ当〜に根掛かりしない!

いくら安いルアー(確か500円前後で売っていた)だからといっても、少年にはこれがいちばん大事だったんです。

 

そして、「ときどき」釣れる!

こんなのを“適当に”投げても釣れる時代だったんだ。

 

でもね、そのうち、もっと釣れる釣り方やルアーを覚え、釣りの腕もそれなりに上がってくるに従って、使わなくなってしまった…。

 

昭和は遠くなりにけり。

 

 

DD22は、その名が示す通り、最大潜行深度が22ft(6.7m)らしい。

 

・・・。

 

霞ヶ浦、北浦ならまだしも、よくこんなの印旛沼で使ってたな(笑)。

しかも竿先を水の中に突っ込んで…。

 

ほとんどヘドロの中を泳いでいたんじゃない?

 

ノーマンのルアーといえば、やっぱり、反射板とか色のついた板入りがかっこよかった。

 

昔のカラーリングは、どれもクセがあって、チープで、それがすごく魅力的で!

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「今使ったら手首壊す」度■■■■□

*