ハンドメイドルアーに詳しい後輩がその性能を絶賛していた、
リアルなんだけど“どこかファンシー”なブランド、
「ファイブセンス」。
製作は板倉氏(板倉工房)。
以前少し触れたように、ぼくはあまりよく知らないブランドだ。
しかし、「P.P.コーリング」の威力を実感してからは、いつも頭の片隅にあった。
もっとも、近所の釣り具店で見掛けることがなかったので、ファイブセンスのルアーを購入することはなかったのだが…。
そうして、しばらくした後、出会ったのがこのルアー。
あまりにボリューミーで、はじめは、これがファイブセンスだとは分からなかった。
それくらい方向性が違う(とその時は思った)。
さらに、ファイブセンスと分かってからは、
安易に(ビッグベイトの)流れに乗ったか…
と少し呆れもしたくらいだ。
しかし、実際は違っていた。
ファイブセンスはかなり早い時期から、その優位性(ビッグベイトにすることによって取り入れることができる様々なアドバンテージ)を掴んでいたのだ。
フロントランナーである。
そんな板倉氏のセンスは「ワンブロー」にも遺憾なく発揮されている。
形貌は大きく変えたけれども、「バスを釣る」という本質、つまり方向性に、差異は微塵もなかった。
そんな板倉氏、現在はルアーを製作していないようである。
仕方のないことではあるが、実に残念だ。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「『Sixth Sense』がいちばん大事」度■■■□□