1970年代半ばに登場した「モデルA」。
現代においても“釣れる”クランクベイトであることに異論はないだろう。

※上:6A、下:Sinking Model A。
もちろん、当初からベストラインアップが形成されていたわけではない。
(ちなみに、1A、2A、3Aのない現在のラインアップはベストに到底及ばない、と個人的には思っている)
その歴史の中で、
さまざまな派生モデルが作られては、淘汰され、
を繰り返してきたのだ。

1980年代から1990年代にかけて、
刹那的に、
「サスペンディング モデルA」、そして今回上げる『シンキング モデルA』が存在していたことは、ほとんど知られていない。
この時代、アメリカでは、
巻いて潜らせるのではなく、
カウントしながら沈ませて、任意の層を引く、
「カウントダウンクランク」なるメソッド、ルアー、がほのかに流行していたらしい。

あと、、
単純に重いから、
“当時の”ベイトリールでもぶっ飛ぶ
ってのもあったんじゃないかなぁ。
もっとも、
根掛かりをかわす術もないし、
リップレスクランクベイト(バイブレーションプラグ)の台頭があったり、
巻きで“ちゃんと”潜るクランクベイトが普及してきたりして、
すぐ消えたのだが。
ボーマー『シンキング モデルA』

ウエイト/12.0g
ボディ長/50mm
価格/ー円
発売年/1980〜90年代にかけて?
ボディ形状やサイズ、リップの立ち方、から、
既存のモデルをベースにしたのではなく、
完全に別ライン、専用設計、で作られたと考えられる。

※左から、6A、Sinking Model A、5A。
本モデルは、
ストーンッと沈んで、
けっこう深く、一定層をトレースすることができる。
20年程前、
ボート屋が閉まる直前の芦ノ湖でドラッギングして、
50クラスが連発したのは、よい思い出。

なお、『シンキング モデルA』には、
本モデルの他、
ボディがひとまわり小さく、シャローリップのついたモデルもあったようだ。
こちらもあわせて、資料・サンプルとしていくつか入手したいところなのだが、
何しろ個体数が少なく、見かけない。
そうそう、、
釈迦に説法だとは思いますが、

陸っぱりでまじめに使おうものなら、
100%ロストしますので。。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■■■■
レア度■■■■■
「根掛かりへのカウントダウン」度■■■■■
