TTW(チームトップウォーター)ブランドで、フローターやライジャケ、合羽、なんかを展開していたリオットササキ。

時はバスバブル。
やっぱりルアーもリリースしたい。
ところが、リオットササキには、ルアーを0から作るノウハウも、設備も、なかった。

そこで、
ラッキークラフトにOEM製造を委託した
というわけだ。
(このプロジェクトには、どうも下野正希氏が積極的に絡んでいるような気がする。当時、氏は両社の顔であった)

要は、
企画・販売がリオットササキで、
製造がラッキークラフト、
ってこと。
『ゲン』

ウエイト/16.5g
ボディ長/75mm
定価/1,575円(税別)
発売年/2000年頃
パケに表記された堂々たる“MANUFACTURED BY LUCKY CRAFT”の文字から、
「(TTWシリーズは)ラッキークラフトの黒歴史」
的なことを言う人がいるけれど、
そもそもそれは誤りなのである。
(「くまのつりぐ」調べ)

…とはいえ、
多分ツチノコを模しているであろうフォルムは、
ファンシーでもあり、
若干、男性器をも彷彿とさせる。
(だいたいツチノコという時点でアレなのだが…)

ルアー名は謎に「ゲン」だし、
まぁ、、イロモノ扱い必至か。笑
で、本題。
この『ゲン』、とんでもないルアーなのだ。
道具として完成形に達している。

(しかも、機械ではないので、更新されることもないだろう)
サイズ感もこなれているし、
よく飛ぶし、
—つまりは使い勝手がすこぶるよく、
ペンシルベイトに求められる全ての要素を、それも最高レベルで、備えているのだ。

公式には、
「ピンスポットでのターンと水押しが得意」
的なことを謳っているけれど、
どっこい、気もちよくスイ〜ッと滑らせることもできる。

ビギナーには、シンプルに。
よく動く“優れた”ペンシルベイトとして。
もしあなたがマスターであれば、
アクション、水押し、それに付随したサウンド、を自在かつ驚くほど多様に引き出すことができるだろう。

ルアーにオーバースペックを感じたのは、
後にも先にも『ゲン』だけである。
釣れ釣れ度■■■■■
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「これをイロモノ扱いする奴は人間じゃねぇ」度■■■■■
