超高速巻きを世に知らしめた『アベンタクローラー・バゼル』。
(ここでの「世」とは、バス釣り愛好家のコミュニティのこと)
まっ、超高速巻きは予想通り流行っていないようで…ひと安心だ。
やっぱり、ゆ〜っくり巻いてきたほうが釣果が安定するからね。
そんなわけで、
羽をもうちょっと広げてやったら、も〜っとゆっくりでもアクションするんじゃないの?
と。
で、熱を加えて、ぐぐっと広げてやった。
※画像を重ねる。このくらい広げた。
結果、デッドスローで、いい感じの引き波を立てながら、ふらふらと泳いでくれる。
でも、、それだけ。
デッドスロー以外の速度域でのアクションは、元のほうがいい。
『アベンタクローラー・バゼル』の凄さって、
多分ボディの動きにあって。。
軽くロールしながら、頭の先からお尻まで、全身で左右にへろへろするのだ。
ところが「羽を広げたVer.」は、
ロールは微かになっちゃうし、
(特にデッドスロー時の)へろへろは下半身のみ。
ウォブリングの支点がラインアイに寄ってしまった。
結論。
羽をぐぐっと広げてもいいのは、ボディが強すぎちゃって泳ぎが悪いルアーだけ。
よく考えたら、当たり前なんだけどね。
これなんてイマカツ謹製なわけだし。。
2022年6月発売
ウエイト/6.6g
価格/2,310〜2,420円
最後に。
ワカサギカラーって、、
結局こういうフィニッシュじゃないですか。
「本物の魚に近づけたい」
精細度や“毛色”は違うけれど、昔からどのメーカーも(趣味でルアーを作っている素人だって!)方向性は同じ。
究極であり、マストでもあるから。
それを覚えておいて、次回。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「御開帳」度■■■■□