〜伝統の継承、革新への挑戦〜
ラパラである。
ヲタ目線でちょうどいいところを突いてきたのが、
『ファットラッププロップ 5(FRPR 5)』。
⚪︎おすすめポイント その1
FR5のブランクを使用(専用設計という噂もある)。
お腹のキール状の出っ張りが尊い。
⚪︎おすすめポイント その2
トップウォータープラグの体裁をとっていること。
⚪︎おすすめポイント その3
カラー展開が謎にヤドクガエル。
(「Phantasmal Poison Arrow Frog(ミイロヤドクガエル)」「Reticulated Poison Dart Frog(アマゾンヤドクガエル)」「Blue Poison Dart Frog(コバルトヤドクガエル)」の3色)
⚪︎おすすめポイント その4
で、そのヤドクガエルカラーが、実物に微妙に似ていない。
⚪︎おすすめポイント その5
ひれ(鰭条)、カエルカラーのルアーについてはカエルの足、を模したであろうペラ。
一見貧相に感じるが、使ってみると非常にバランスがいい。
(同様のペラがついている『スキッタープロップ』と比較して、高レベルに機能している感がある)
⚪︎おすすめポイント その6
価格。限定商品とかそれだけで乗せてくるメーカーが多い中、1,500円。
⚪︎おすすめポイント その7
ラパラであること。
ただしここは、“超有名ブランド”と捉えてもいいし、“人気がない”と捉えてもいいし、“最近ルアーに本腰を入れてないんじゃないの?”と捉えてもいい。
どれもおすすめポイントとしては正解。
△残念ポイント その1
高水温期でデッドスローフローティング…というか、ほぼサスペンド。
投げて、トプンっと沈んだら、そのままの水深をキープ。
⚪︎おすすめポイント その8
なんだけど、I字系としてはかなり優秀。
微かにボディを震わせながら泳ぐ。
水中ドッグウォークも鮮やか。
やっぱり専用設計なのかなぁ。
△残念ポイント その2
箱がプレミアム仕様。
この箱は違う。
ラパラは透明なプラスチックの蓋が付いた紙箱じゃなきゃ。
△残念ポイント その3
一説によると、販売数は1色につき1,800個、計5,400個らしいが、、
それってけっこう多いような…。
△残念ポイント その4
エストニア製。
ぼくはどこだっていいんだけどね、ぼくは。
△残念ポイント その5
で、結局、トップウォータープラグじゃないし。。
ウエイト/11.0g
ボディ長/約52mm(金属パーツを除く)
2019年、「ザ・キープキャスト」(ルアーフィッシングの展示会イベント)と公式オンラインストアで販売された。
(他の販路は確認できていない)
「ザ・キープキャスト」では数々の人気ルアーを前に影を潜めていたようだが、
オンラインストアではすぐに完売している。
いずれにせよ、転売ヤーの眼中にはないような限定ルアーであり、
しばらくの間、相場は一つ1,500〜2,000円と、一部のカエル好き、ラパラ好き、を惹きつけるにとどまっていた。
しかし、その後は少しずつ値上がりをして、現在ではほぼ倍。
カエル好き以外も手を出し始めたか。笑
まっ、カエル好きのぼくとしては、上記カラー3色をセットで購入してもよかったのだけれど、
(発売時、セットで買うとちょっと安かったのだ)
そんなにいらないぞ…ってことで、
「Blue Poison Dart Frog」一択。
青いプラグって全然釣れないけれど、このルアーにこのカラーはめちゃくちゃハマっているでしょう。
みなさんは何色を選ぶのかしら?
ちなみに、同ライン—ラパラコレクターズ—の他の製品をぼくは知らない。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「先住民専用」度□□□□□