ずっと昔から気になっていたことがある…。
毎年、下田で「黒船祭」というかなり盛大なイベントが開催されているんだけど、、
確か、下田に黒船って来てないよね?
日米和親条約で下田を開港した、っていうのは分かる。
でも、なんで下田で「黒船祭」をやってるんだろう。
だって、黒船来てないじゃん…。
これが、今回のルアーの話につながる。
ぼくは、これを初めて見たとき、「外輪船」だと思った。
しかも、黒い。
そう、これは「サスケハナ号」なのだ。
ダイワ/リブンシケーダ
’84年に発売されて一世を風靡した。
第一次バス釣りブームの頃からバス釣りをしている人なら、一度は手にしたことがある、、そんなルアー。
実勢価格も500〜600円と安かった。
ただ、普通のプラグ感覚でアクションさせるとがっかりする(笑)。
陸ではくるくるとよく回るペラも、水面では大して回らない。
水を受けて少し動く…その程度。
首も振らない。
だから、ぼくの周りじゃ「釣れないルアー代表」みたいな扱いだった…。
でも、すごく釣っている(と言っている)人もいて、、
多分、アピールしないバズベイト?的に使っていたんだと思う。
水面でちょろっと動かしては、その場でぴょこぴょこ…そんなアクションなら釣れそうだ。
それにしても、この造形は最高でしょう!
極めて日本的だし、今だって十分イケる(復刻するだけのことはある)。
これを、この精度で、形にできる当時のダイワ…さすがだなぁ。
やっぱり、こういうのに男の子は憧れちゃう。
だからなのか、第二次バス釣りブーム(バス釣りバブル)のときには、10,000円近い値段で取引されていることもあった。
今はそんなこと全くないし、もう一つ買おう…!
復刻版でもいいや。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「近代日本バスフィッシングの夜明け」度■■□□□