大きくなると、やっぱり、けっこう、キビシイのである。
「ビッグバド」の凄さは、逆立ちに近い姿勢で安定して泳ぐこと。
それゆえ、ブレードが生きるのだ。
水面をかき回しながら独特なサウンドを奏で、
ボディバランスを乱す。
水平に近い姿勢で泳ぐ『B.B.プルトップ』に、そんな芸当できるはずがない。
ボディとブレードの距離がまたいけない。
※ヒートンを少し緩めて斜め45°にすることで、ブレードの動き、泳ぎ、がだいぶ改善された。長いヒートンでブレードとボディの距離をとってやれば、さらによくなる気がする。
なんでもかんでも「ヒートン直付け」にすればいいってものではないのだ。
でもね、そこは精鋭集まる上州屋のプライベートブランド「バス バスターズ」開発陣。
せこい 繊細な アプローチで魅せてきた。
一点集中くるんくるんアクションは、この類いのルアーの中でも傑出している。
あぁ、開発陣はきっと、ピンスポットでのアクションに重きを置いたんだなぁ…と。
泳ぎのほうで本家に迫るには、デザイン的に若干無理があったか。
ウエイト/24.0g
ボディ長/60mm(リップ=タブを含まず)
中古市場での価格は、意外と高くて、1,000円弱。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「『バス駆除屋』はボス自ら現場に立つ」度■■■■■