「小さいルアー=小バス釣り」
と捉える人がいる。
そういう人は、間違いなく、経験が浅い。
もしくは、下手。
一つひとつのルアーに“釣れる釣れない”があるように、
そのルアーに平均して喰ってくるバスのサイズに、
ルアーのサイズは関係ない。
まぁ、、さすがにビッグベイト、もしくはそれに近いサイズのルアーになっちゃえば、そんなこともない(ある程度のサイズのバスしか喰ってこない)のだろうけれど。。
普通サイズよりやや大きいのに、なぜか小バスが狂ったように喰ってくるルアーもあれば、
指先ほどの大きさなのに、やけにでかいバスばかりが釣れるルアーもある。
もしデータを集めることができたとしても、、
普通サイズ(ぼくの場合『ポップX』くらいのボディサイズがこれにあたる)のルアーとミニマムサイズのルアーで、
釣れるバスの平均サイズに開きが出るとは考え難い。
前置きが長くなったが、
バスバブル期に、
「ひょっとしたらでかいバスに効くんじゃないか」
と淡い期待を抱いて購入したルアー…
デュエル『アイル キリフィッシュ』。
結果としては、ダメ。
大きいバスも、小さいバスも、釣れない。
レスポンスのよさを謳っているルアーなんだけれど…
頭を支点にしたウォブルは、はっきり言ってレスポンスが悪い。
ロッドワークでちょこちょこアクションさせようにも、
尾びれが邪魔をしているのか、
形状の問題なのか、
全然きれいに動いてくれない。
※水面でガチャガチャやっていれば、当然、釣れないことはないのだが…
間間いい泳ぎを引き出せたかと思うと、意外と潜ってしまい…
要は、フローティングであることが生きないのだ。
元来、管釣りでトラウトを狙うためのルアーなので、その筋の人だったら能力を引き出すことができるのかもしれない。
ボディ長/約29mm(尾びれを除く)
ウエイト/約1.5g
まっ、ぼくにはできませんでした。。
ごめんなさい。
あっ、よい点もあって、、
人を釣るための尾びれが付いている点と、
キリフィッシュ(メダカ)を上手くデフォルメしている点。
しかも、端正。
こうなると、『アイル キリフィッシュ』を手がけたデザイナーの他の作品も気になってくる。
ガワは抜きん出ているんじゃないかなぁ。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「シーン1 瀕死」度■■■■□