がまかつ/AVENGE PROP 80

殊バス釣りにおいては、

 

すこぶる地味で、

 

洗練されていなくて、

 

どーんと死に筋をリリースしちゃうようなメーカー…がまかつ。

 

 

(効果には個人差があります)

 

 

でも、わたくし、バスロッドはがまかつ愛用者なんです。

 

 

安いロッドは全然ダメだけれど、

 

最上位機種は、他社の同価格帯のロッドより、頭一つ抜けている印象。

 

 

用途が合えば。。

 

 

(ちなみに、安いロッドはシマノがいいような気がする)

 

 

結局がまかつは、

 

どこよりも真面目で、

 

職人気質で、、

 

「発想が古い」だけなのだと思う。

 

 

 

そんながまかつが、プラグを“本気で”リリースしてきたものだから、

 

放っておくわけにはいかない。

 

 

『アベンジプロップ 80』

 

 

流行りのシングルウイングプロップベイトの“亜種”と言ってもいいだろう。

 

 

当然それぞれに個性はあるのだが、

 

以前上げた『Choppo 105』が「爆音+イレギュラー」であるのに対し、

 

『アベンジプロップ 80』は、

 

同じタイプのルアーと比較して、やたらとゴミを拾う。

 

 

ブバッ

 

ビチビチビチビチッ…

 

と、控えめに、規則正しく、汚いサウンドを奏でる。

 

 

ここで「んっ?」と思った方は、

 

間違いなく“釣りうま”だ。

 

 

そう、こういうタイプのルアーが音を気にしていては意味がない。

 

 

要するに、釣れるとしても、必要感をもつことができないのだ。

 

 

(また、個人的には、空気をはらむ系のノイジーは「ノンラトルのほうが生きる」と考えている)

 

がまかつの好きそうな“目”である。

 

 

どこか海外の小さなメーカーから版権を買い取り、そのままのラインで製造しているのだろうか。

 

 

雰囲気は舶来物っぽいし、

 

リアルプリントの技術も、驚くほどレベルが低い。

 

 

まさか「ブレードが倒れるギミックに勝機と商機を見出したってことは…ないよなぁ。

 

 

もしそうだとしたら、、

 

 

救いようがない。

 

 

つまるところ『アベンジプロップ 80』は、

 

がまかつの戦略室、

 

そして現在がまかつが抱えるバス釣り愛好家、

 

の浅薄でダサい面が際立つ、ある意味危険なルアーなのである。

 

 

(いや、ホント、がまかつ大好きなんです)

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「TOTO 音姫」度■■□□□

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