ヘドン/ザラゴッサ 9269

ポイントやエリアによっては、「どうしてもワームじゃないと釣れない」という状況がある。

 

 

そんなときには(ある場所では必ず)、「ランカーシティ」の“SLUG-GO”をよく投げていた。

 

※上が「BABY SLUG-GO」

 

 

最近はあまり使わなくなったけれど、どんなリグにも対応できるこのワームの強さは、

 

・すべての層を狙うことができる

 

・自然な「喰わせの釣り」から、「リアクションの釣り」までこなすことができる

 

という点にあると思う。

 

 

プリプリと張りのある素材感も絶妙だ。

 

 

そんな大好きなワームが、遂にプラグになったのだ!

 

’94年のことだった。

 

 

スラッゴーの発売から遅れること3年…

 

そう、やはりパクりだったのだ。

スラッゴーを強く意識していることは明らか。

 

 

そりゃ、カラーもこんなのを選びたくなるでしょ!

 

 

しかし、この体裁…

 

※目が…(哀)

 

どう考えても見切り発車…。

 

 

ヘドンの社員もスラッゴーが大好きだったに違いない。

 

 

自社製のプラグは投げずに、おそらくスラッゴーばかり投げていた。

 

「こっちの方が釣れるぞ!」と…。

 

 

そのうちに、スラッゴーみたいなのを自社から出したくて我慢できなくなったのだ。

 

 

そのまんま“ザラゴッサ”というルアー名も、

 

「これはザラゴッサの後継モデルですけど、何か?」

 

っていう言い訳に使うためだろう。。

 

 

「全然パクってませんよ」と。。

 

 

ところが、これ、

 

釣れないと言ってる人がいるけれど、

 

釣れます。

 

 

ちゃんと使ってないんじゃないかな?

 

かなり釣れる。

 

 

スローシンキングなんだけど、ラインの抵抗もあって、水平にフォールする。

 

そして、イカ(海にいる、あのイカです・笑)のように3Dの動きができる。

 

何よりおもしろいのが、縦方向にも横方向にも、一点で、ある程度止めておくことができる。

 

さらに、その状態で、くねくねさせられる。

 

 

ぼくのザラゴッサ9269は、あまりにも釣れたので殿堂入りしてます。

 

 

ちなみに、大小サイズをひっくるめて“ザラゴッサⅡ”と言っている人がいるけれど、「Ⅱ」は小さい(約8cm)方だけです。

 

「Ⅱ」は、確か、’95年発売。

 

 

ザラゴッサ9269でこんなに書くつもりはなかった…(笑)。

 

 

そうなんです、、大好きなんです!

 

 

中古屋で投げ売りされていることもあるので、出会ったら「買い」です!

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■■■□□

レア度■■■□□

「『SLUG-GO愛』の結晶」■■■□□

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