前回の「香港バイブ」ではふざけたことを書いたが、
本当に研究施設で開発しているルアーといえば、
そう、、バークレイのフレンジーシリーズである。
『フレンジーラトラー』
『Rod and Reel 特別編集 実績バスルアーOVER1000』(小林孝延,2001,地球丸)によると
“通常のブルブル・アクションに加え、ワイドなローリングというダイナミックな動きでバスの闘争心をあおる”
とある。
小刻みに振動しながら、ワイドにローリング…
??
一体、どういうことなのだろうか。。
まぁ、とにかく、上記資料の解説は、大きいほう(1/2oz)の『フレンジーラトラー』にのみ当てはまるようだ。
(所有していないので未確認だが)
1/4ozの本個体は、
そっと、微かに、ぷるぷるするだけ。
ふうわり、柔らかく、
ぷるぷる、ぷるぷる。
バランスもけっこう危うい感じで、、
ちゃんとした姿勢でぷるぷるする速度域はかなり限定される。
しかし、これが効くようで、間間釣れる。
バスは
—当然、闘争心を煽られていないので—
スーッと来て、
ぷるぷるをよく見て、
それからパクッとくわえる。
ぷるぷるがやさしすぎるために“ノー感じ”で、好みではないのでぼくは投げない。笑
100万ドルの資金を投入した研究施設で開発されたルアーでありながら、
当時は、どの店でも900円前後で売られていた。
方方で酷評されている安っぽいプリントも、
実にいい味を出しているではないか。
(これが!フレンジーだ)
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■■■□
レア度■■■□□
「ぷるぷるオムライス 東銀座/喫茶YOU」度■■■□□