3サイズあるうちの、最も小さいモデル。
実測値で、ちょうど5.5g。
ぼくがバス釣りを始めたのは小学校3年生のとき。
’80年代後半なのだが、その頃は周りの大人の人が全てセッティングしてくれていたわけで…
“始めた”といっても、当然、バス釣りを“知っていた”わけではなく…
だから、『スピードシャッド』が一世を風靡したその“一世”を、ぼくは知らない。笑
しかし、これ、本当に釣れるのだろうか?
釣れなくはないだろうけれど、どうにも納得がいかない。。
『スピードシャッド』じゃないと—
『スピードシャッド』の速巻きじゃないと—
釣れない
…なんてことはなかったんじゃないかなぁ。
どんなルアーだって釣れた時代だったんじゃないのかなぁ。
ゆっくり巻くと、ピリピリ…パタパタ…。
そこから巻きスピードを上げていくと、ウォブル主体のアクションへと変化。
さらに巻きスピードを上げると、(驚くほど早い段階で)横になって水中を滑る。
まぁ、この瞬間の動きは、確かに効くだろう。
でも、ダートさせたいのなら、ロッドでちょこんとやれば十分だ。
このルアー、巻きスピードにはかなりナーバスだし、水を噛まないと最初からだら〜っと滑っちゃう。
つまりは、
端的に述べて、、
速巻きできない。
単純な速巻きでは、誰がやっても、100%使いものにならないだろう。
(個体差ではない。最も小さいモデルだからなのかもしれないが)
ニオイは、独特な、甘い便臭。
カドミウム処理されたフックは、ボディ表面に浮いてくる“謎のカス”をしのぐ臭さだ。
1970〜80年代にかけてのルアーだが、90年代と2000年代に復刻しているようである。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「ありがとう 譲り譲られ 安全運転」度■■■■■