古くもなく新しくもないルアー。
リアルに見えて、大雑把な造型。
リアルに見えて、大雑把なプリント。
ひと頃はちょろちょろ見かけたものだけれど、ぼくらの記憶を置き去りにしたまま、一瞬で消えてしまった。
正体不明のそのルアーの質感を確かめると、
「あ〜、ルーハージェンセンっぽいな…」
と。
堅実な泳ぎに、
「やっぱり、ルーハージェンセンだな…」
と。
『クロウダッド』
スローから速巻きまで、安定した泳ぎ。
微かなロールを伴った腹部支点のウォブルが、ザリを演出。
ロッドアクションによって左右にダートする様も、実にリアルだ。
(動いてないときはどちらかというとシャコに近い)
ラトルサウンドは「ゴロゴロ…」と心地よい。
デザイナーは、『スピードトラップ』をはじめとした数々の名作ルアーの生みの親であり、マルチタレントのTom Seward氏
…との謳い文句だが、
本当にこれもスワード氏の作品なのだろうか?
やや嘘くさい気がしないでもない。
認知度、評価、、どちらもあまりにも低い。
(ルアーの実力はあれど)
ルーハージェンセンという微妙なブランドじゃなかったら…今頃きっと…トホホ
マンズの『Crawdad』やレーベルの『CRAWDAD』、ストームの『THUNDER CRAW』なんかとはパクりパクられ なんかとも浅からぬ関係がありそうだ。。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■■□□
レア度■■■■□
「シャコは主に水死体を食べている」度■□□□□