ずっと「ぶりぶり」していたり、
ひたすらに「スーッ」と来たり、
どうやらぼくは、基本的に、変化しないルアー、変化させないロッドワーク、が好きなようだ。
(だからと言って、魚からしてみれば、どんなルアーにも“何かが崩れる瞬間”は必ずある)
…そんなわけで、こういう類いのルアーも、外せない。
バークレイ『デックス(dexterity) スパイベイト80』
※2019年発売
ここ数年(?)、水面下をただ巻いてくるタイプのダブルスイッシャー、釣法、が新たなジャンルを確立している。
(ぼくはこのへんだいぶ疎いので、詳しくは触れません)
バス釣り愛好家にとっては、まさに、“公然の秘密”といったところだろう。
近い将来廃れるような気もするが、、まっ、今のところ確かに釣れる。
当然、メジャーどころも同ジャンルのルアーをリリースしてくるわけだが、、
そこは「くまのつりぐ」。。
マイナーどころから攻めたい。笑
それも、
「どこかチープで、すわりの悪い、珍妙なもの」
というイメージしかもっていなかった。
ところが時代は変わったようだ。
こんなに“普通”。
3枚ペラも、ちょっと狙った感があって、“普通”以上に“普通”。
(機能的には、ペラ単体の動き、全体とのバランス、ともに優れている)
カラーについては、むしろ、他の国産ルアーを凌ぐ格好よさ。
※正直、ぼくは最初、“カラー買い”しました…
しかし、そこは、バークレイ。
新しいものを生み出しながらも、“らしさ”は健在。
ブランドロゴはチープでダサいし、
目の意匠はものすごく格好悪い。
そういえば、パケもやたらと安っぽかった記憶がある。
否、こういうのが本当のオシャレなのだろうか…
やっぱり個性派のセンスは理解し難い。
(でも、バークレイらしくて大好き)
※定価1,000円というのも嬉しい。今どきないでしょ。
あっ、ちょっとぐらいまっすぐ泳がなくても、釣れますから。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「デザイナーは東京モード学園卒とみた」度■■□□□