カタログ初掲載は1937年。
型番「8540」が4 1/2″、「8550」が5″、「8560」が6″。
サイズ=モデルによって発売年は異なるようだが、いずれにしても、1950年代前半までの古いルアー。
コレクターは、当然、ルアーを使わないのだが、
絶対条件として(多分)、
「あくまでも実際に“使える”ルアーを“使わない”」
のである。
要するに、ヘドンのルアーであっても『キングバサー』ほど古いルアーになると、古すぎて使えない—つまり使いものにならない—ので、それほど人気がないのだ。
おそらく5,000円程度から入手可能。
以前上げたペイントアイのものに対して、こちらはグラスアイが入っている。
中核となるモデルだろう。
(ただ「8540」と「8550」は、“キング”と呼ぶにはやや小さい)
元来、サーモンやストライパー、マスキー用のルアー。
「デロデロ」または「ビロビロ」した“何か”を装着するための鋲を取っ払ったこの個体は「使う用」で、、
(当時は鋲をウエイトだと思っていた…)
バスの他、上記3魚種のうちストライパーを実際に釣ったことがある。
20年以上前、千葉の「ジョイバレー」という管釣りで。笑
もっとも、ストライパーは、一度ロックオンするとどんなもの—木片だろうがゴミだろうが—にでもアタックしてくるような魚だ。
動くには動く。
事実釣れた。
でもお腹の紐は邪魔だし、
それもあってか使用感は「ぬぼ〜っ」としすぎていて、
殊バス釣りにおいては現実的でない。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■■■
「田代まさしは『ぬ〜ぼ〜』のCMに出てた頃がピーク」度■■■■□