「クール」のルアーは、見つけるとついつい買ってしまうのだが…
ぼくは、「クール」が好きなんじゃなくて、『レッドテイル』が大好きなのである。
『レッドテイル』は別格。
それ以外の「クール」のルアーは、どうも垢抜けないのだ。
例えば、数多存在するルアーの中でも、輩(やから)っぽさで頂点を極める『サイドワインダー』。
ボディ長/115mm
今回は、大小あるうちの大サイズ。
(一部、現在人気を博しているX社やY社のほうが輩っぽいのではないか?という意見もあったが、個人的にそれらは「アキバ系アイドル」に近い位置づけなのだ)
アイコニックなカラーリングを選択。
オラオラ系だ。
しかしその造り込みはなかなかのもので、“下品も突き詰めたら芸術”といった好例である。
さながら、メタリックカラーにオールペイントされたハイエース。
ミミズの鉢巻みたいな部分が金属の筒になっていて、そこにラトルが封入されている…というインパクトも大きい。
これは、タトゥー的な効果を狙っているのだろう。
反面、泳ぎはしょぼくれていて、
ラトルも効いてるんだか効いてないんだか…。
一応、2本釣っている。
ウッド製。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「ルアービルダー—アウトローに生きる—」度■■■□□